複雑な気持ち
子供が成長したと感じた時、親はとても嬉しいはずなのだが、
時に複雑な気持ちになることがあります。
私も子供も野球をやっていて、私がピッチャー、子供がバッターで勝負する機会があったのですが、
私が本気で投げたら打たれることはないと思っていたのに…
結果はタイムリーヒットを打たれてしまいました。
その時、こんな早い球を打てるようになったんだと驚き、喜びがあったと同時に、
私の心の中では『子供にとってはもうすごいお父さんではなくなってしまったんだなぁ』と
複雑な気持ちになりました。
私が子供の時、父親とかけっこをしていつも負けており『自分のお父さんは足がはやくてすごいなぁ』と
尊敬のまなざしで見ていたのを今でも覚えています。
いつかは子供に追い抜かされていくのはわかっていますが、できる限り『すごいお父さん』と思っていて
もらえるように、日々精進していこうと思っている今日この頃です。